大月市Hさまのピアノの続き、完結編です。

消音ユニット取付

今回もニッシンエレクトロ社の消音ユニット「ピアメイト」ヤマハU1用のRB-901です。なにせ前回MC108Wで苦労して取り付けしたので、さて今回はどうでしょう・・・

 

ストップバー取付

ダンパーストップレール取り外し
全てアクションブラケットでしたので、これはもしや・・・
低音部→中音部
 

次高音部→高音部
 

 

ダンパーストップレールの位置に消音のストップバーを取り付けます。

 

低音部 → 中音部
 

次高音部 → 高音部
 

「えええっ!」ってくらい簡単に付けられました(汗)
MC108Wのあの苦労はなんだったのでしょう・・・
いえ、あの苦労があったから今があるのです(笑)

 

キーボードユニット取付

黒鍵下面から棚板までの距離でスプリング加工が必要です。今回は1箇所(計2個)スプリングを切断しました。これも楽勝!
 

 

 

反射シート貼付

 

 

ここまで順調でしたが最高音(88鍵)の鍵盤に問題が発覚・・・。丁寧にピアノを作っていた時代は88鍵って他の鍵盤よりも重いので軽量化のために鍵盤の裏側を削ってあります。ちょうど削られた部分に反射シートを貼らなくてはなりません。「そんなに簡単にいくわけないか〜」とメーカーさん相談。

 

名刺(足あと残しw)を切り貼りして対応しました。
 

 

ペダルユニット取付

 

 

ストップレバー取付

 

音源BOX取付

 

というわけで、基本的に普通は難しくない作業のようです(笑)
取り付け完了しました!

 

ちなみに消音ユニットを付けるとこんなこともできます!

 

仕上げ

「YAMAHA」も磨きました!
 

 

 

搬出

予定より早く仕上がりました!
その旨をHさまのお嬢さまにお伝えしたところ「実は7月27日に子供のピアノの発表会があるので慣れさせるためにも少しでも早くと思ったんです」と。これは一刻も早く!と思い手配しました。今回は県外(東京都)へ納めるので東京ピアノ運送さんにお願いしました。約1ヵ月お預かりして手塩にかけて仕上げたピアノが離れていく時は正直淋しい気持ちがあります。新しい家族の中で活躍てくれよー!
 

 

 

 

(完)


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