しばらく外仕事で忙しかったため、久しぶりの大修理です。

工房へ入庫した「ヤマハC3A」。黒鍵が抉れるほど酷使したピアノです。
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ハンマーの準備です。

今回も毎度おなじみドイツレンナー社のハンマー。
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レンナーメソッドNo.5で針で下刺しをしてからファイリング。
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次いで穴あけ、テーパー加工、ナンバリング、テール加工です。
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整いました!!
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続いて新しいハンマーシャンクを取り付けます。

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ハンマー付けです。

タイムラプスでどうぞ。

ハンマー付け修了。
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余分なシャンクをカットして仕上げます。
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サポートアッセンブリー交換

まずは新しいサポートを取り付けて、アクションスプレッドを確認&調整。
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サポートヒール未接着の特注パーツを採用しました。
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理想のマジックライン上に設定してから接着。
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レギュレチングボタンパンチング貼替

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キーブッシングクロス貼替

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鍵盤上面貼替

よく見ると黒鍵は抉れています。
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黒鍵と白鍵を剥がします。
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オリジナル(右)とドイツ製交換部品(左)で厚みが1mm違うので鍵盤木部を削って調整
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白鍵も絶妙なところで調整。
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接着です。写真はありませんがシッカリ圧着します。
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キーピン交換

真鍮製の元部品を抜いて
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新しいメッキピンに交換
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フロントパンチングクロス交換

オリジナル(右)より固めのスタインウェイ仕様(左)に交換。
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ダンパーレバークッション貼替

よく使う鍵盤は抉れています。全て貼り替えますが黒鍵と白鍵で厚さを変えています。
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バックチェック交換

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これでアクション部分の交換作業は終了(のはず)です。
アップし忘れていたら追記します。
思ったより長くなりましたので「アクション編」としてここで一旦締めます。
続きは「笛吹市Kさまのピアノ②」へ

2016年9月13日 追記

タッチウエイトマネジメント(ピアノ技術者向け記事)

効率を考えて作業の随所で行っています。(上記事とダブリあり)

アクションスプレッド調整
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サポートヒール加工
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入れる場所が肝心。何を目的とするかをちゃんと把握していないといけません。先日、Facebookで反対側に入れて「全然効果がない」という記事を見かけましたが、入れる方向が逆でした。重いものが重くなってしまったので変化が感じられなかったのでしょう。しかし、それはやる前より確実に重くなっています。お気をつけくださいませ。

マジックライン調整
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写真はありませんがバランスパンチングクロスカットもやっています。

レシオが下がった分フロントウェイトが減らせたので
それを考慮したうえで慣性モーメントを減らすために一番手前の鉛を全て抜き
バランスウエイトを揃えながら奥側へ鉛を入れます。
白川ピアノ調律所さんの16Φが効果的です。
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納期に追われて作業に集中したため、あまり写真がなくてスミマセン。


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