201401141ピアノ専門家の方のピアノで、数年前から断線するようになり、ここ数ヶ月前にその頻度が増えたため、オーバーホールする事になりました。
年数的にはまだ新し目で響板もフレームもキレイなので、響板やフレーム塗装は行いませんが、全弦張り替えや、ハンマー交換など、消耗摩耗部品を交換していきます。

 


まずは現況の測定です。
弦圧や、ハンマー角度、その他諸々測定し記録しておきます。


弦やピンを外して掃除します。





 

ピンブロック(ピンブッシュ)も抜きます。
 

キレイな方ですが、フレームにしみなども。キレイに掃除します。
 

ベアリングの研磨です。ここの箇所が断線の原因になる事が多いので大切な作業です。
 

アグラフ交換です。ネジの相性で現物合わせがとても大変な作業です。
 

ピンブッシュ(ピンブロック)を新しく入れ、穴を開けました。

弦枕を新しくし、張弦の準備完了
 

最高音部から張りはじめました
 
中音部に入りました。

芯線は全てレスロー弦(ドイツ製)の2kg巻き使用で張り終え、チューニングピンの打ち込みなどを行います。
 

大まかにエアー工具で打ち込みますが仕上げはやはり人の手で!

これで芯線部が終わり、低音部の巻き線の張弦に入ります。





張弦完了。新しい弦は伸びるので、この後、何度も調律して落ち着かせます。

張弦が完了し、アクション内部に入りました。まずはハンマー交換の準備です。
ドイツレンナー社のハンマーです。

穴開け
 

第一針入れ、ファイリング
 

 

テール等、ウッドの加工
 



 
 
 

ハンマーシャンクの交換



ハンマー付け

余分なシャンクをカット
 

鍵盤関係の修理です。まずはバランス、フロントキーピンの交換です。
 

 

  
鍵盤ブッシングクロスの貼りかえ
  

 

バックチェックも新しく交換します。
 

 

クッションフェルトも貼りかえます。(理想のタッチを求め白鍵と黒鍵で厚みを換えました)
  

レギュレチングボタンパンチングクロスも貼りかえました。
  

粗整調
  

この後、鍵盤鉛調整などを行って納品しました。いつも尻切れですみません。

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